少しでも初期費用を下げたい！初期費用が安い物件や、家賃交渉についてプロが解説！

引っ越すときの最大の障害となる初期費用。一般的に月の家賃の4.5〜5ヶ月分がかかると言われており、一気に4,50万とんでいくこともあります。

「初期費用がもう少し安ければ引っ越すのに、、」という方も少なく在りません。今回はそのような方に向けて、初期費用が安い物件や、家賃交渉の方法について解説します！

一度引っ越しを諦めた方でも、この記事を読めば賢い引越のやり方が分かるかも知れません！
それではどうぞ！

初期費用で発生する項目とは？目安はいくら？

まずは、初期費用の項目について見ていきます。下記は項目別の料金の目安です。

項目	料金目安	解説
敷金	家賃1ヶ月分	敷金は、入居者が賃貸物件に損傷を与えた場合や家賃の未払いがあった際の担保として家主に支払う保証金。退去時に原状回復費用として使われた後、残額が返却されます。
礼金	家賃1ヶ月分	礼金は、家主への感謝の意を示す伝統的な料金。最近では、礼金不要の物件も増えてきていますが、多くの物件で依然として必要とされる場合があります。
日割り家賃	住む日数分	月途中での入居時に、その月の残りの日数に応じて計算される家賃。入居日から月末までを基に日割り計算され、その期間の家賃として支払います。
前家賃	家賃1ヶ月分	契約を締結する際に、翌月分の家賃を先に支払うシステム。このため、入居初月は日割り家賃と前家賃の両方の支払いが必要となる場合があります。
仲介手数料	家賃0.5〜1ヶ月分	不動産業者が物件の紹介や契約の手続きを代行する際の料金。料金は物件の家賃の0.5〜1ヶ月分が一般的で、物件や業者によって異なる場合があります。
火災保険料	1.5〜2万円	賃貸物件での火災や水漏れ、盗難などのリスクをカバーするための保険料。契約期間は2年間が一般的で、その期間中に発生する損害を補償します。
保証料	家賃0.5ヶ月分	保証会社が家賃の支払いを保証する制度。家賃の未払いや物件の損害が生じた場合、保証会社がこれをカバーし、後日入居者から回収します。
鍵交換代	1〜2万円	新居に入居する際、前の入居者と同じ鍵を使用しないように鍵を交換する費用。これにより、セキュリティを確保することができます。
合計	4.5〜5ヶ月	–

「思ったよりかかるな、、」と思われた方もいるのではないでしょうか。家賃が10万円ほどの家では初期費用では50万円ほどの出費になります。これらに加え引っ越し代金や、新しく家具家電を買うお金などもかかってきます。

「少しでも初期費用を安くしたい、、！」という方に向けて次の章から初期費用を抑える方法について解説していきます。初期費用が安い特徴のある物件と家賃交渉の２つについて説明します。まずは、初期費用が安い物件の特徴からです。

初期費用を抑える方法

初期費用が安くすむ物件の特徴として、下記のものがあります。

それぞれ解説していきます。

敷金、礼金が不要な物件

敷金や礼金は賃貸契約時の大きな初期費用となりますが、これらが不要な物件を選べば大幅に削減可能です。敷金は退去時の修繕費用として預かるお金で、礼金は契約の礼としてオーナーへ支払います。これらの不要な物件が増えており、初期費用を節約するための選択肢となっています。

入居日を月初めに設定する

家賃は月単位で計算され、月初めに入居すればその月の家賃を最大限に活用できます。月の途中での入居となると日割り計算となり、実質的な費用が増加する可能性があります。そのため、初期費用を抑えるためには、月初めの入居が適しています。

仲介手数料が低い仲介不動産屋さんを選ぶ

不動産業者によっては仲介手数料の割引サービスを提供しており、これを利用すると初期費用を削減できます。家賃の1ヶ月分が相場とされる中で、半月分や無料としている業者も存在します。このような業者を選ぶことで、初期費用を節約することが可能です。

キャンペーンを利用する

多くの不動産業者や物件オーナーは入居者募集のためのキャンペーンを実施しています。敷金・礼金の割引や仲介手数料の割引など、様々な特典が提供されることが多いです。これらのキャンペーンを活用することで、初期費用を大幅に削減することが期待できます。

家具・家電付きの物件

家具や家電が付属している物件を選ぶことで、別途これらのアイテムの購入コストを抑えられます。ただし、物件の家賃がやや高めになる場合もあるため、バランスを取りながら選択することが重要です。

以上が初期費用を抑える方法についてでした。自分のお財布事情に合わせて物件を選べば、十分に初期費用は下げることができます。次の章では、家賃交渉について見ていきます！

家賃交渉で家賃を下げる方法

具体的に気になるのは「いつ、どこで、誰に、どのように家賃交渉をするのか」ということでは無いでしょうか？解説していきます。

いつ、どこで、誰に？

結論から申しますと、物件の初期費用の見積りをもらったタイミングあたりで、不動産屋の営業マンに相談します。やり方は口頭でもメールでも大丈夫です。(口頭のほうが熱意は伝わりやすいです)

その相談を受けて営業マンが物件の大家さん(または管理会社)に値引き交渉をします。

つまり、私達が相談する先はあくまでも不動産営業マンなので、「(大家さんとの)交渉に強い不動産営業マンを見つけられるか」が重要になってきます。

強い不動産営業マンを見つけるには？

どの不動産営業マンが交渉に強いのかは外からは中々分かりにくく、実際に相談してみて判断するしか基本的には方法がありません。

「結局運じゃん、、」と思われた方には当サイトが運営するLINE不動産「スミカ」がオススメです。交渉に強いスタッフをお探しします。

LINEでのやりとりは朝7:00〜最大翌朝2:00までやっているので、忙しい方でもスキマ時間で相談が可能です。よろしければご活用下さい。

続いては「どのように不動産営業マンに相談するのか」の部分について解説していきます。

どのように相談すればいいの？

相談するときのポイントとしては次の4つがあります。

それぞれ解説していきます。

値下げをするのが当たり前だと思わない

値下げして当然という態度で望むと当然悪印象を与えかねません。他の入居者が出ていく原因になったり、物件への悪い口コミにつながるため、オーナーはこの先トラブルを起こしそうな人には絶対に入居してほしくありません。他にも入居希望者がおり、あなたが入居しなくても何も困らないという場合もあります。値下げをしてもらえたらラッキーくらいの気持ちでいきましょう。

交渉が成功したら住むという意志を見せる

こちらも交渉する際の態度についてですが、「交渉が成功して値下げをしてもらえた住もうと考えている」という旨を不動産屋さんに伝えましょう。不動産屋としても本当に借りるか分からない人のために、家賃交渉を全力でしようとは思いにくいです。

不要なサービスは断る

例えば安心入居サポートなど、入居に当たって加入が必須ではないというサービスは断りましょう。下記に、よくあるサービスについて記載します。口頭で伝えにくい方はメールで伝えても大丈夫です。

価格を下げてもらうための理由を提示する

例えば周辺の似たような物件の相場を調べて、「その相場まで下げて欲しい」というように値下げの根拠を提示すると通りやすいです。しっかりと下調べをした上で望みましょう。

他にもお得になる可能性があるものとして、設備の取り付けや交換をお願いするというものがあります。
例えばガスコンロや照明器具をつけてもらったり、エアコンを新しいものに変えてもらうなどです。
エアコンは10年前のものとは電気代が2000円/年ほど変わりますので、こちらもお得な方法となっています。

最後は払う金額が確定した後の話です。「一時的な出費を抑えたい、、」という方のために初期費用を一時的に下げる方法について見ていきます。

初期費用を一時的に下げるには？

この章では初期費用が確定した後に、一時的に払う額を下げる方法について解説します。その方法とは下記の3つです。

それぞれ見ていきます。

クレジットカードで分割払いにする

物件によってはクレジットカードでも分割払いができる場合があります。その場合は一度クレジットカードで払った後に、分割払いを設定しましょう。この方法はカードのポイントも貯まるので、検討してみてもいいのではないでしょうか。

親族や友達から借りる

次の方法は親族や友人から借りるです。しっかりと返済期限を決めて、信用を損なわないようにしましょう。また、親族や友人から借りれそうにない、、というかたはアコムやアイフルといった消費者金融から借りるのも一つの手です。初めての人なら金利が0で借りれたりしますので、最終手段として持っておくといいです。

助成金を利用する

自治体によっては引っ越しに際して助成金を支給している場合があります。これらは返済不要なことが多いです。例えば目黒区では18歳未満の子を扶養し同居している世帯を対象に、要件を満たしていれば最長三年間、月額2万円の助成を受けることが出来ます。詳しくはこちらを御覧ください。

以上が一時的に出費を下げる方法でした。このような「お金が足りない、、」という内容も不動産屋に一度相談してみることをオススメします。助成金などについても詳しく教えてくれます。

LINEで簡単に相談！

当サイトが運営するLINE不動産「スミカ」なら、街の不動産屋に行かずともお部屋探しや、初期費用についての相談ができます。

ATBBという不動産屋しか見れないサイトから物件を紹介可能なため、SUUMOやHOME’Sよりも多くの物件を見ることが可能です。

朝7時から最大翌朝2:00まで返信が返ってくるので、忙しい方や遠方にお住まいで土地勘の無い方にもオススメです。