「どのような物件は選んだら後悔しますか?」
この質問は本当に多く寄せられます。一度お部屋を選んだら3、4年は住むことになるため、絶対に失敗したくないですよね。
しかし、「実際にどのようなお部屋が悪いの?」と聞かれたら答えられる人は少ないのでは無いでしょうか?
この記事では、「お部屋探しで絶対に公開したくない!」という方に向けて、選ばないほうが良い賃貸物件について、立地、建物、お部屋の3つに分けてそれぞれ現役不動産営業マンがランキング形式で解説していきます。
この記事を参考に、後悔しない物件選びをしましょう!
選ばないほうが良い賃貸物件ランキング
この章では立地、建物、お部屋の3項目で、それぞれ「選ばないほうが良い特徴ランキングTOP7」を発表します。次の章では、ランキング項目に対して詳しく解説していますのでそちらも参考にして下さい。また、ランキングは現役の不動産営業マンやスタッフの投票をもとに作成しております。それではどうぞ!
【立地編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
順位 | 特徴 |
---|---|
1位 | 最寄りの駅やバスまでの距離が遠い |
2位 | 周囲に繁華街がある |
3位 | 周囲を通る電車や車の音がうるさい |
4位 | 日当たりや風通しが悪い |
5位 | 小学校などの嫌悪施設が近くにある |
6位 | スーパーが遠い・閉まる時間が早い |
7位 | 大規模な工事が予定されている |
【建物編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
順位 | 特徴 |
---|---|
1位 | 木造 |
2位 | 1階が飲食店または、コンビニ |
3位 | 4階以上で、エレベーターがない |
4位 | 共用部分が汚い |
5位 | 駐車場・駐輪場がない |
6位 | 外廊下 |
7位 | エレベーターが狭い |
【お部屋編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
順位 | 特徴 |
---|---|
1位 | 壁が薄い |
2位 | 収納スペースが狭い |
3位 | 広さが20㎡以下 |
4位 | エアコンの型が古い |
5位 | 玄関の入り口が狭い |
6位 | 生活動線が悪い |
7位 | 携帯が繋がらない場所が有る |
一気に発表しましたがいかがだったでしょうか?お部屋選びで何を重要視するかは人にもよりますが、上記の点は特に注意が必要な点といえます。
上記の中で特に気になる点はメモをして、不動産営業マンに聞くことをオススメします。不動産営業マンによってはこちらから聞かないと教えてくれないような内容も有るので、しっかりと準備をして望みましょう。
当サイトが運営するLINE不動産「スミカ」なら、LINEのチャット形式で何でも質問することができます。こちらは専門のオペレーターによる返信なため、返信速度も早く朝7:00〜最大翌朝2:00まで営業しております。気になる方は下記から友だち登録をお願いします。
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それでは、次の章からランキング内容について詳細に解説していきます。
【立地編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
最寄りの駅やバスまでの距離が遠い
こちらは部屋を選んだ後に後悔することがとても多いです。事実、引っ越し理由としても多く挙がります。目安としては最寄り駅まで徒歩15分以内が一般的な目安と言われています。
また、内見時の注意点として物件に記載のある駅徒歩とは駅までの距離を80m/分で計算されており、信号などは考慮されていません。実際には記載されている時間よりも1.2〜1.5倍程度を見ておくと良いです。
周囲に繁華街がある
どれくらい騒がしいかは、夜になるまで分かりにくく、内見のタイミングでは見落とされがちです。しかし、繁華街に近いほど、騒がしく、虫や酔っぱらいも多いです。ことらは目安としては400m(徒歩5分)ほど離れていたら安心です。
周囲を通る電車や車の音がうるさい
LIBGRAPHY 昼と夜の音の伝わり方の違いから引用
こちらも音に関係する項目です。線路や踏切、大通りの近くではやはりうるさく感じることが多いです。特に初めて賃貸物件を借りる方などは軽視しがちですが、住んでみて意外と気になる方は多いです。また、温度の関係で夜のほうが音が届きやすいので、注意が必要です。こちらの対策としては、「駅から400m(徒歩5分)以上のエリアに住む」、「高階層の部屋に住む」、「しっかりと窓に防音対策がされている部屋に住む」などがあります。
日当たりや風通しが悪い
家にいる時間が長い方は日当たりや風通しの問題は避けては通れません。また、最近は浴室乾燥機付きの物件も多いですが、「外干しをしたい!」という方も多いのではないでしょうか?こちらは部屋の間取図で部屋の向きを見たり、Google Mapで近くに日光を遮る建物がないか確認すれば良いので、比較的確認はしやすいですが、最終的には内見をして、自分の目で確認しましょう。
小学校などの嫌悪施設が近くにある
嫌悪施設とは簡単に言うと、「近くにあったら嫌な施設」です。例えば小学校や、病院、お墓、火葬場などがこれにあたります。小学校は子供の声、病院は救急車のサイレンなどに要注意です。気になる方はGoogle Mapを見たり、実際に不動産営業マンに聞いてみましょう。
スーパーが遠い・閉まる時間が早い
徒歩圏内にスーパーがないとやはり不便です。また、仕事で帰りが遅い方などは閉まる時間が早いと中々スーパーに行けないという問題も発生します。駅からの帰り道にあると嬉しいですね!
大規模な工事が予定されている
こちらは調べても中々出てこない情報なため、不動産営業マンに聞いたほうが良いです。工事中は騒音や振動、埃などの問題が発生しやすいため、注意が必要です。
ここまで読んでくださった方はお疲れ様です!記事の分量も多く、疲れた方もいるのではないでしょうか?次の章から【建物編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7について解説していきますが、気になるところだけでも読んでいって下さい。
【建物編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
木造
訳あり物件買取プロ 賃貸契約で後悔したことがある人は約7割!調査結果からわかった契約前に絶対しておくべき2つの対策とは?
木造は家賃こそ安いですが、やはり防音性は低く、隣の声や上の足音が聞こえてくることも珍しくありません。上記の引用写真にもあるように、賃貸契約で後悔した理由としては「騒音トラブル」が最も多いです。この騒音トラブルを引き起こしやすい木造は辞めておいたほうが無難です。
1階が飲食店または、コンビニ
こちらも音に関係しますが、下に店舗が入っているような物件では店舗が閉まる時間まで騒がしいことが多いです。また、虫が発生しやすいという問題もあり、苦手なかたは避けたほうが無難です。
4階以上で、エレベーターがない
これも値段の安さから選ぶ方はいらっしゃいますが、「思ったより毎日辛い、、」という声を聞きます。致命的に悪いというレベルでは在りませんが、足腰に自信が無い方は辞めておきましょう。
共用部分が汚い
共用部分の綺麗さで物件に住んでいる方のマナーや、管理会社の生息具合が分かります。こちらは主観的な指標ですが、「共用部分が汚いな、、」と思う物件では住んでいる住民との生活スタイルが合わないかも知れません。
駐車場・駐輪場がない
車やバイク、自転車を絶対に買う予定はないという方には関係ありませんが、意外と後悔しやすいのがこの項目です。物件についてなくても、物件の近くに駐車場・駐輪場がある場合はありますが物件まで遠かったり、屋根がなかったりと満足の行く施設ではない可能性があります。
外廊下
外廊下とは廊下が外に露出している廊下のことを言います。
外廊下は下記の点でデメリットがあります。
- 冬場は冷え込み、夏は暑さを感じやすい。
- 雨で廊下が濡れることがある
- 内廊下と比べると車など、外の音が聞こえて着やすい
とはいえ実際問題、外廊下の建物は多いため、これは内見して気にならなければ問題はありません。
エレベーターが狭い
こちらは家具の選択肢が狭まるという理由で選出しました。引っ越しのときは勿論、新しく家具を買い替えるときにもエレベーターの幅に関しては把握は必須です。
だいぶ文字量の多い記事になってしまいましたが、次はお部屋編です。一番大事なのが部屋と言っても過言ではないので是非、読んでいってください。
【部屋編】選ばない方が良い賃貸物件の特徴ランキングTOP7
壁が薄い
やはり音関連が一位になりました。壁が薄くない物件を選ぶコツとしては2つありまして、1つ目はRC・SRC造りの物件を選ぶということです。下記の図で、防音性が高い物件ほど隣からの音は聞こえにくくなります。
ヒトグラ 木造アパートがやめとけと言われる理由!騒音は意外と気にならない?
もう一つは内見の際に実際に壁を叩くことです。叩いて、音が響く部屋は横の部屋との間に空気があるということであり、すなわちコンクリートなどが敷き詰めれれたいないため、隣の音が聞こえやすいです。RC・SRCでも、隣の音が聞こえてくる物件はあるため、注意が必要です。
収納スペースが狭い
こちらも住んでから後悔することが多いです。収納が狭いとそれだけ、入り切らなかった物をリビングルームなど生活スペースに置かざるをえなくなり、「部屋が狭い、、」と感じる原因になります。余裕を持って選びましょう。
広さが25㎡以下
厚生労働省の資料では単身者の最低居住面積水準が25㎡と定められています。最低居住面積水準は「健康で文化的な住生活の基本として必要不可欠な住宅面積に関する水準」と定義されています。とはいえ都内では家賃が高く、25㎡を下回る物件も多いです。内見をして大丈夫ならば住んでも問題ないですが、やや注意が必要です。
エアコンの型が古い
エアコンの型が古いと部屋の温度が下がり(上がり)にくく、なおかつ電気代もかかります。一つの目安として10年が経過していれば注意が必要です。契約締結前に新しいものに変えてくれないか交渉するのも良いと思います。
玄関の入り口が狭い
これは先程の「エレベーターが狭い」でも在りましたが、今後新しい家具を買う際に玄関の大きさがネックになることがあります。基本的にどの物件も困らないくらいの幅はありますが、「欲しい家具が有るのに、玄関を通りきらないから買えない、、」ということにならないためにも、狭すぎる場合には注意が必要です。
生活動線が悪い
こちらは様々なパターンが考えられますが、例えば以下の点には注意が必要です。内見時にはしっかりと見極めましょう。
- キッチンスペースとダイニングが遠い
- 洗面所やトイレまでの通路が狭い
- 洗濯機と物干し場が遠い
携帯が繋がらない場所が有る
家全体に届くようなwi-fiを設置する場合は別ですが、電波が通らないエリアが有ると大変不便です。内見時に全ての部屋で電波が届くか確認しましょう。
お疲れ様でした!選ばないほうがいい賃貸ランキングを21項目一気に見てきました!「ありすぎて疲れた、、」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大変ではありますが、どの項目も計画的に内見を行えば避けることができるものばかりです。次の最後の章では選ばないほうがいい賃貸物件を見分けるコツを見ていきます。住んでから後悔が無いように、最後に見ていって下さい!
物件選びで失敗しないためには?
この最後の章では今までの内容を踏まえ、物件選びで失敗しない方法をご紹介します。結論から書きますと、下記の点に注意です。
- 内見にはできる限り行く
- 無理のない家賃帯の物件を選ぶ
- どんな些細な不安でも不動産屋に相談する
当たり前と思われる内容もあるかもしれませんが、後悔されている方は本当に多いので詳しく解説していきます。
内見にはできる限り行く
やはり内見には行ったほうがいいです。実際に行かれた際には、上記21項目の中から特に気になる点を重点的に見ればよいですが、「多すぎる、、」という方もいると思うので最低でも下記4つは徹底して、確認して下さい。
- 外からの音、隣の部屋からの音は問題ないか
- 共用部分は汚くないか
- 部屋の設備は満足のいくものか
- コンセントの位置や家具・荷物を置くスペースの確認
上記は確認必須と言えます。内見時の持ち物はスマホ(写真をとったり、メモをしたり)とメジャーだけで大丈夫です。
無理のない家賃帯の物件を選ぶ
家賃は手取りの3分の1程度といわれています。家賃は安い分には問題が在りませんが、高すぎる家賃は娯楽費の削減につながりストレスが溜まりやすいです。また、家賃滞納をすると信用情報にも傷がつく可能背があるため、注意が必要です。下記に年収別の家賃目安表を掲載します。
年収 | 家賃目安 |
---|---|
200万円 | 37,500円 |
300万円 | 67,000円 |
400万円 | 89,000円 |
500万円 | 111,000円 |
600万円 | 128,000円 |
700万円 | 146,000円 |
どんな些細な不安でも不動産屋に相談する
自分が不安に感じていることや、理想の条件などはなんでも不動産屋さんに相談しましょう。例えば「うるさいのが嫌」と伝えたらRCやSRC造りをオススメしてくれたりと、希望に合わせて物件を紹介してくれます。「こんなこと相談していいのかな、、」ということまで相談しましょう。予め譲れないポイントや妥協できないポイントをメモしておくと相談しやすいです。不動産屋はネットにはない物件も紹介できる場合があるので、ネット上に希望の物件がなくても諦める必要はありません。
沢山の物件を見て、お部屋を決めよう!
「家探しをしてみたい!」という方も「すでに探している!」という方も不動産に問い合わせをしてみましょう。「どこに問い合わせればいいの、、?」という方には当サイトが運営するLINE不動産「スミカ」がおすすめです。LINE形式での問い合わせなので、今すぐ相談可能で来店は不要です。
ATBBという不動産屋しか見ることができないサイトから物件をご紹介できるので、ネット上で見れるよりも沢山の物件がご紹介可能です。
朝7:00〜最大翌朝2:00まで返信が返ってくるため、スキマ時間でもお部屋探しか可能です。「気軽に相談したい!」というかたにオススメです!
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